介護職に就く際には、正社員の比率がある程度高いものの、パートとして勤務する選択肢もあることを忘れてはならない。
介助作業を行なう際には、ある程度の体力を必要とするので、週5日の勤務が難しい場合には日数を減らして働く方法を選ぶと良いだろう。正社員には当直勤務が一定割合で求められる施設が多いが、パートであれば希望する時間帯の勤務が契約に盛り込まれれば契約内容が優先される。プライベートも大切にしたい場合はパートという働き方は非常に魅力的なのだ。
パートの仕事を探すときは「パートで働くなら介護職!」でおすすめの方法について紹介されていたため、時間があるときにでも読んで参考にすると良い。
しかし生活のために働いている場合は、日勤のみだと少し苦しいかもしれない。そこで夜勤に抵抗がなければ、夜勤の仕事も入れるとよいだろう。日勤と夜勤を組み合わせると生活リズムが崩れそうで嫌だという場合は、夜勤専門のパート勤務を行なう方法もある。
勤務時間は1日あたり12時間から14時間と長いものの、1勤務で2万円を超える報酬が得られることから、月に7日から10日程度の勤務でも日勤フルタイム勤務を週5日行った場合よりも給与額が多くなる可能性が高い。介護士の求人を見る際に、夜勤専門の仕事が掲載されていたら積極的に応募してみると良いだろう。
慣れてきた段階で正社員へと転換できる可能性もある。年齢に関係なく、身体が健康で介助作業に抵抗が無ければ、高齢化社会に伴い需要が急増している職種だけに、長期間の雇用が期待出来るわけだ。特別養護老人ホームの数は、職員不足により増設が伸び悩む状態にあるので、明るく積極的なタイプであれば、入所者に対する介助作業に挑戦してみると良いだろう。